mixiページが遂に登場。mixiページ first impression

2011年8月31日、前々から噂のあったmixiページがリリースされました。ソーシャルカンファレンスの時には、リリースされる事は宣言されていたので、特に驚きは無く「やっときたか」といった印象でした。プレスとして発表会にお招き頂いていたのですが、予定が有り参加出来ませんでしたが、流石国内最大数を誇るmixiの新機能ということもあって、サービス開始一日で二万ページ以上ものmixiページが立ち上がっているようです。

私も自分のmixiページを作成致しましたので、簡単ですが、所感を述べてみたいと思います。

■手軽に制作可能なmixiページ
mixiページを作成するのは非常に簡単。
mixiのアカウントさえ持っていれば、このURL、http://page.mixi.jp/add_page.plにアクセスし、幾つかの情報を入力するだけで簡単に作成可能です。

特筆すべき点は、背景の変更や、Twitterの連携、Flashの組み込み等がメニューから選択するだけで簡単に行える点です。
[テンプレートの選択]

[mixiページへのページ追加]

Facebookページをカスタマイズするためには、様々なアプリケーションが存在するのですが、それらを使うにはある程度の知識を必要としましたが、mixiページはあらかじめ準備されたメニューから選択するだけで、ある程度の見た目のmixiページが作成出来ます。

■HTMLが使える利点
mixiページは特別なサーバ等を用意しなくてもHTMLを利用してページを作成する事が可能です。この点においてもFacebookページより敷居が低いと言えるでしょう。実はFacebookでランディングページ等を作成しようとすると外部のサーバにScriptを保存する必要がありました。

HTMLの知識さえあれば、特別な物を用意しなくても手軽にページを作成出来るということは、開発コストも安く済む利点があります。

■フラッシュが埋め込める利点
フラッシュが利用可能だったため、もしかしたら?と思ったのですが、出来ました。ゲームを埋め込むことが可能です。
試しに私のmixiページにドンキーコングやオセロといったレトロなゲームを遊べるようにしておいたので、お時間のある方は遊んでみてください。http://page.mixi.jp/run_page_apps.pl?module_id=256030&page_id=26907

■最大の特徴はそのユーザ層
様々な機能が提供されているmixiページですが、mixiページを活用する一番のメリットは国内最大規模のユーザ数と、F1層の女性の90%以上が利用しているという、他のSNSには無い「女性層」が多く存在している点では無いでしょうか。

女性や家族向けといった「暖かい」ブランドイメージを持った企業はmixiページと相性が良いのでは無いかと想像されます。また、10代の利用者も多い事から、企業と学生とのコミュニケーションの場として利用されていくといったことも考えられるでしょう。

FacebookやTwitterはビジネスマン向けの「有益な情報源」となるページが人気でしたが、そういったビジネス志向の客層とは異なるオンライン上の生活者との接点の場として、活用されていくでしょう。

mixiページランキングによると、開始から一日を経過した時点のランキングトップ5を見ると、facebookページとはユーザ層が異なることがうかがえます。

 1位 ソナーポケット
 2位 井上トロ
 3位 東京 ハンガク!コレクション
 4位 ローソン
 5位 ディズニー

特に2位の井上トロは女性に人気のキャラクターで女性に好まれるキャラクター等を持っている企業等は人気を獲得する事が出来るのでは無いかと想像されます。

私自身もmixiページでは有益な情報発信というよりは、パーソナリティを前面に出した「親しみやすい」印象を出していけるよう心がけて行きたいと考えています。

■難点はユーザ特性
とはいったものの、仲の良い友人達とのコミュニケーションが主な利用用途だったmixi。仲の良い友だちの日記には反応しても、それ以外の情報が流れてきてどの程度アクションを起こしてくれるのかが、今後の課題となるでしょう。

実際、私もmixiページを作成しましたが、FacebookやGoogle+と比較して明らかにユーザからのリアクションが少ないと感じています。mixiページは固定URLを取得するのに50フォロワー必要とあるのですが、FacebookやGoogle+では50人位からのリアクションは比較的簡単に得られるのですが、mixiでは中々思うように伸びません。

どちらかというと保守的なmixiユーザの心を掴むには、他のサービスとは異なるアプローチを取る必要があるかもしれませんね。

■mixiページリンク集
 - mixiページランキング



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。