Hyper-v for Windows 8 と、VMware vSphere5との機能比較

国内第一号VMware Certified Professional(VCP)認定者の「後藤僚哉様」からご寄稿頂きました。

Hyper-v for Windows 8が発表になりました。と同時に、新しい機能もお披露目になったようです。
サーバ仮想化の一方の雄 VMware vSphere5との機能比較をしてみました。
詳細のわからない機能がずいぶんとあるので期待半分で見てください。

■VMware vSphereに追いついたところ
・リソースプール対応
やっと、組織単位やシステム単位でリソースを切り分けられるようになりました。

・ストレージライブマイグレーション対応
ストレージvMotionにようやく対応

・Offloaded Data Transfer
VAAIと類似の機能. ストレージベンダーとの連携ができたみたい。

・SR-IOV対応
VM DirectPath I/Oに相当

■VMware vSphereを追い越すかも。
・仮想ネットワークのフェンシング
クラウドなどマルチテナント環境で重要。VMwareはvCloud Director+vDSで行う。

・データの重複排除機能
特に新しい機材を導入することなく、データの重複排除を実施
ストレージ容量の削減や、仮想マシンのバックアップ時間短縮に貢献するはず

■ その他気になったところ
・SR-IOV
早速Ciscoが対応を表明。

・CSV2.0 のハードウェアスナップショット
ストレージとの連携が必須。Offload Data Transferと同じようにストレージとの連携が必要なので、ベンダー連携がしっかりしてきた?

■ まとめ
Hyper-V for Windows8ではvSphereに機能的に追いつき始めた感があります。
個人的に気になったのは、ストレージやネットワークベンダーとの連携が目に見えてきたことでしょうか.
監視やバックアップの分野でも、他ソフトウェアベンダーとの連携がないために、VMwareのような便利な機能がない状況なので、これから変わる可能性が出てきました。

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http://virtualization.info/jp/news/2011/09/microsoft-provides-more-details-about-windows-server-8.html
http://www.vmware.com/pdf/vsphere5/r50/vsphere-50-configuration-maximums.pdf



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プロフィール

大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。