「はじめまして」のご挨拶。

皆様はじめまして、平野裕介と申します。
この度、縁あって「ASSIOMA」でブログを書かせて頂くこととなりました。
どうぞよろしくお願い致します。

正直いいますと、このような場で活動するなんてありえない、と言い切って差し支えない私です。
私は日頃、しがない開発者として仕事をしていました。決定権なんてありませんし、これは自分がやったんだ! と声を大にして言える仕事を成し遂げたわけでもありません。
そもそも私は未熟な一開発者でした。
実務経験などとんでもなく、Perlという開発言語の参考書を片手に「Hello World!!」をサイトに表示させる事に一生懸命になるようなレベルです。
そんなレベルのまま派遣会社に所属し、一週間後にはお客様のところで仕事をするという、笑えない状況も経験しました。
お客様も、スキルシートに「Perl」と(私も知らぬ間に)書かれた人間が、まさかこんなレベルだとは思わなかった事でしょう。
多大な迷惑をおかけしたことは、今でも申し訳なかったと思っていますし、お客様に「SQLってなんですか?」と聞かなかった事は英断だったと信じています。
その後も、比較的炎上しかかった案件を中心に渡り歩きました。

しかしそういった辛い環境であっても「物を作る」という楽しさは何物にも代えがたく、自分が関わったシステムがサービスインする度に、ユーザの皆さんのポジな声を聞いてほくそ笑んだり、時には誰にも知られることのないシステムが裏で安定して動いている事に胸をなでおろす、そんな生活を続けてきました。
当然、バグがあった時は素知らぬ顔をしておく事も忘れません。

ですがAndroidというものに出会い、その仕組みや思想を知ってから、私の世界が変わり始めました。
Androidの可能性や、オープンソースの理念、それらが自分の肌に非常に合っていたのです。
受注ばかりではなく、もっともっと世の中にアプローチをしていきたい。
「作る」ではなく「創る」事がしたい、そう感じるようになったのです。

それからという物、<ひそひそ>会社の仕事を放り出して</ひそひそ>勉強し、Androidやらせろー、Androidの案件はないかー、と騒ぎ続けたところ、見事Androidの仕事に関われるようになったのです。
虚仮の一念なんとやら、ですね。
おかげさまで、いまではAndroid関連の企画の仕事をやらせて頂いており、非常に充実した生活となりました。

こうして振り返ってみると、自分の選んできた選択肢は常に「自分が楽しいと思うこと」であったし、それが正解だったな、と感じています。

そんな中で「上流工程」「下流工程」や「受注側」「発注側」を両方経験できているというのは、非常に貴重な経験です。
また会社では採算について教えられるため、受注した案件の企画意図は何か、発注時のコスト削減は可能か、などという視点ももつことができました。
企画・開発・採算を組み合わせ、それぞれ視点で見たとき、スマートフォンというものがどのようなポテンシャルをもっているのか、どうすればビジネスに繋がっていくかが感じられるようになってきました。
それと同時に開発者としての葛藤や、せざるをえない妥協という壁も立ちはだかりました。
おそらく、誰しもがぶつかる事になる壁でしょう。

このASSIOMAで書かれている他の皆様のように大きなテーマを掲げられませんし、それほど経験も豊富ではありません。
ですがほんのちょっと、みなさんの心の中に小さな波紋が広がれば、と思い書かせて頂く決意をしました。
私の感じた感動と、僅かばかりの経験を。
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ、のんびりと続けさせて頂ければと思います。

それでは。

プロフィール
平野 裕介(ひらの ゆうすけ)

Web開発が本職でしたが、今はAndroidの企画関連が仕事に。また、日本Androidの会という、Androidの開発者を中心としたコミュニティにも参画しています。基本的にモチベーションドリブンで開発をします。モチベーションは品質にも直結するという考えから、したくない事はできるだけしない、というスタンスで仕事をしています。そんな私でもなんとかなっている、という指標になれればと思っています。




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