ソーシャルブランディングのための三つの「きく」

ソーシャルブランディングの講演でお話する話を少し紹介したい。
「きく」という言葉には三つの漢字があり、それぞれ異なる意味を持つ。聞く/聴く/訊くがそれだ。

①聞く
 耳で感じる音の状態。
 雑踏の中で聞こえてくる人の会話や、騒音が耳に入ってくる。
 ソーシャルメディアで流れるTLを眺めている状態もこれに該等する。
 大半は頭の中には入らず、記憶にも残らない。

②聴く
 意識を集中して耳を傾けている状態。
 ソーシャルメディアで貴方が注目している人の発言はこれにあたる。
 時に貴方の行動に影響を与えるかもしれない。

③訊く
 耳で理解し、言葉で相手に問う状態。
 コメント等で相手に質問する状態だ。但し、対面での会話と異なり、ソーシャルメディアで相手が答えてくれるかは、相手と貴方の関係性が影響する。

誰かに話を聴いて貰えるようにするためにはどう振る舞うか。
何かを訊くには、どうするか?

このように、三つある「きく」だが、私は特に③の時には相手に対して敬意を払うよう心がけている。「訊く」ことは最も簡単だが、いつも「訊く」だけでは、相手は答えるモチベーションを失っていく。「訊く」時には何らかの形でお礼が出来るように意識している。

この3つの「きく」を意識することで、ソーシャルメディアの中であなたのプレゼンスはきっと向上するだろう。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。