気が付けば増えているガジェット類。そこで気づいたタブレットが普及しない理由

 先日Kindle Paperwhiteを購入し、ノートパソコン、Androidスマートフォン、iPad2、Kindle Paperwhiteと保有しているガジェットの数が増えてきた。ガジェットが増加するにつれ、何をするかによって自然と使い分けられるようになってきた。

 なお、スマートフォンを除いて全てWiFiモデルを購入している。

外出にはスマートフォンとKindle Paperwhite

 外出時にはスマートフォンとKindle Paperwhiteを持ち歩き、ウェブやGmail、SNSはスマートフォンを利用する。電波が途切れる地下鉄ではKindle Paperwhiteで本を読む。
 ちなみにコートのポケットにはKindle Paperwhite、スーツの内ポケットにスマートフォンを入れている。

自宅ではノートパソコンで記事執筆

 帰宅すると、ノートパソコンを起動して、ブログや記事の執筆を行う。調べごともノートパソコンで行う。何かを作成する時にはノートパソコン、見るだけの時はiPad2を利用している。

休日はiPad2で映画やドラマを見る

 私はHuluを契約しているので、iPad2で映画やドラマを見る。昔はPS3でHuluを見ていたがテレビのリモコンが見つからなかった時に思い切ってiPad2で見たら、特に不満を感じることが無かったので、HuluはiPad2で見るようになった。

気が付けばガジェット毎に見るコンテンツが変化していた

 特に購入時には意識していなかったのだが、ガジェット毎に見るコンテンツが変化していた。全ての機器でウェブブラウザが利用出来るが全部の機器でウェブを見ているわけではない。

 やはりウェブを見るのはパソコンが今でも一番だと思っている。特にFacebook等はパソコンで無いと出来ない操作や「その他」フォルダのメール等も見れなかったりするので、パソコンで主に視聴している。
 しかし、2chまとめサイト等の文字中心のコンテンツはスマートフォンで閲覧している。GmailやLINEといった連絡手段となっているサービスもスマートフォンが利用の中心になっている。

 Kindle PaperwhiteとiPad2はコンテンツ視聴専用機となっている。Kindle Paperwhiteは書籍や書類、iPad2はHulu専用端末となっている。

タブレットはコンテンツ充実が普及の鍵

 正直な所iPad2はHuluを契約するまでは、買ったが良いが殆ど使っていなかった。ウェブブラウザとしては検索が不便なので本格的な調べごとには向いていないし、スマートフォンがあるので持ち歩いたとしても利用シーンが殆ど無かった。周囲の意見を聞いてもiPadの使い道が無いという声が多かった。

 しかし、Huluを契約してからは動画視聴には持ち運べるし、寝転んでも座ってても見れるのでどんな視聴スタイルにも対応可能で非常に便利であることに気づいた。私にとってHuluがiPad2のキラーコンテンツになっている。

 米国では、スマートフォンはパソコン同様インターネットのフリーミアムの文化を促進させるもの、タブレットは有料の高品質なコンテンツを身近にするもの。そういう線引きが成立しつつある。

 スマートフォンにとってインターネットの無料コンテンツが最大のコンテンツだが、タブレットもインターネットをコンテンツの中心と考えてしまうと多くの場面で競合する。米国ではタブレットがシニアを中心にかなり普及しているが、日本でタブレットが思うように普及しない原因は映画や音楽、書籍といった有料コンテンツの不足が原因なのでは無いだろうか。

 通信キャリアやhuluを中心に日本でも来年以降はタブレットでのコンテンツ視聴が認知されていくことを期待したい。放送業界はスマートデバイスをテレビから視聴者を奪う物と敬遠しがちだが、セカンドスクリーンとしての活用やクラウド録画といった放送局だから出来ることを是非検討して欲しいと思う。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。