「.com」に次ぐ巨大勢力となるか?ポルトサイト用ドメイン「.xxx」が遂に利用可能に。

6月25日 インターネットの住所「ドメイン名」を管理する国際調整機関ICANNが、かねてから議論のあったポルノサイト用ドメインの利用を認めました。

ICANNでは従来から「ポルノサイトを見つけやすくなるため、専用ドメインは反対」という姿勢でしたが、最近では世界的な児童ポルノ規制等の声の高まり等があり、むしろポルノ事業者を識別するためにも、ポルノ業者に「.xxx」の利用をうながしたほうが、青少年のための健全なインターネットを考える上で良いのではないか?といったような背景があり、利用が認められるようになりました。

■問題はポルノ事業者が利用に応じるか?
もし、この「.xxx」が採用され、ポルノ事業者がこのドメイン名を必ず利用しなければならないとしたら、アダルトコンテンツへのアクセスを規制する事が容易になります。

例えば、ブラウザの設定で18歳未満のユーザからの「.xxx」のドメインに対してのアクセスを禁止する事で、簡単に有害コンテンツへのアクセスを規制する事が可能になります。

従来の技術では、有害コンテンツサイトのリストを保持している第三者機関からの情報提供が必要でしたから、大きな進化であり、劇的にコストも下がります。

しかし、問題は簡単に規制されてしまう、このドメイン名を業者が利用するか?という点では無いでしょうか。今回の決定により、とりあえずポルノサイトである事を識別するための「.xxx」は承認されました。

次はポルノサイトへの「.xxx」利用の義務付けへ進むのではないかと思われます。恐らくこれには国際協調的な動きも出てくるのではないかと予想されます。

■おまけ:Internetとポルノの関係
 元ネタ:http://gizmodo.com/5552899/finally-some-actual-stats-on-internet-porn

 1.Internetの成分
  Webサイトの12%はポルノで出来ており、その数は推定24,644,172。

 2.毎秒
  ポルノのために$3075.64が飛び交い、2万8256人が視聴している

 3.訪問者
  4000万人の米国人が普通にポルノサイトを訪れている。
  そのうち三人に一人が女性であり、
    18-24歳の70%の男性は、極普通にポルノサイトを訪問します。

 4.経済効果
  米国では、ポルノサイトが1年に28億4000万ドル稼ぐ。
  全世界では49億ドルの価値がある一大産業となっている。

 5.SPAM
  1日に25億のポルノ関係のEmailがインターネットを飛び交う。
  これは、全てのEmailの約8%に相当する。
 
 6.検索
  6800万件のポルノ関係の単語が日々検索されている。

 7.Download
  インターネットでダウンロードされる全てのコンテンツの35%はポルノだ。

 8.最も検索されるポルノ単語
  SEX 7500万
  Adult Dating 3000万
  Porn 2300万

 9.米国で最もポルノ好きな州
  ユタ州はブロードバンドに加入している1000軒辺りのポルノ関連購読率が5.47で最も高い。

 10.誘導
  34%のインターネットユーザは広告や、Emailのリンクで望んでいないのに
  ポルノサイトを見せられた経験があります。

 11.児童ポルノ
  毎日 116.000件の「児童ポルノ」に関する検索が行われている。

 12.初めてのポルノ
  平均して、人々はオンライン上のポルノを11歳の時に初めて見る。

 13.サボりとポルノ
  20%の男性は仕事中にポルノサイトを見ている
  13%の女性も同じく仕事中にポルノサイトを見たことがある。
  なお、サイト滞留時間は平均して6分29秒にも登る。

 14.最も良く見られる日と、見られない日
  最も良くポルノが見られない日は、感謝祭の日であり、
  最も良くポルノが視聴されるのは、日曜日である。



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プロフィール

大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。