チャイナテレコム 天翼クラウドコンピューティング構想を発表

中国の第12次5ヵ年計画において、チャイナテレコム(中国電信)はアジア大洋州地区をリードするクラウドコンピューティングのサプライヤとなる可能性を示した。
天翼クラウドコンピューティングと呼ばれる構想を発表した。チャイナテレコムは北京、上海、広州の3大研究センターに、チャイナテレコム・クラウドコンピューティング研究センターを創設予定であり、ここに千人規模の専門科学技術チームを構成する。

 1) 高性能バーチャルホスト機能
   チャイナフレコムが既に保有する全国に分布するデータセンターのインフラリソースをベースに、中国全国をカバーし、業界トップクラスのクラウドコンピューティングセンターを設置する。

 2) ワンストップ・ネットサービス
   クラウド管理プラットフォームを構築し、デマンド・プール、需要に応じたリソースの分配、環境保護、災害対応などの各種サービスを提供する。

 3) 大容量・高速のブロードバンドアクセス
   チャイナテレコムのブロードバンド利用者数は既に7000万件を上回っている。

中国通信キャリアとして、クラウドコンピューティングの戦略を対外的に発表したのは、チャイナテレコムが初。中国の同産業の発展を後押しすると見られる。調査によると、世界の計算を必要とする情報量は年間58%のペースで増加している。2011年6月末時点で、天翼3Gネットはすでに中国内陸の全ての県と県レベル以上の都市で、90%近くの郷・鎮をカバーしていた。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。