Facebookの新機能「クエスチョン」が面白い。クエスチョンがもたらす五つの利点。

若干のタイムラグがユーザ毎にあるようですが、私も本日から、Facebookでクエスチョン機能が使えるようになっていました。
Facebookのクエスチョン機能とは、アンケートを行う機能になります。操作も簡単だったので早速使ってみました。

Facebook クエスチョンを使ってみる

使い方は簡単です。ウォールの近況と写真の間にクエスチョンという選択肢が増えているので、クエスチョンを選択するだけです。

質問するの部分に、友達に聞きたい事を記入して、回答の選択肢を追加に質問項目を追加して行きます。
私が利用した限りでは、回答の選択肢の一行が長すぎるとエラーになるようです。それ以外は問題ありませんでした。

ちょっとしたリサーチならFacebookで完結するかも?

簡単にアンケートが行えるので、早速三つ程、クエスチョンしてみた所、即座に反応が得られました。

Q1 現在執筆中の「スマートデバイスが変える、私達のワークスタイル」の記事に関して、皆さんのお知恵をお貸し下さい。 スマートフォン、タブレット等のスマートデバイスが3月11日以降、皆さんのワークスタイルにどのように影響を与えましたか?
結果:総得票数 16票。

Q2 Facebookの普及も日本で進んできたように感じます。現在、皆さんはTwitter、Facebook、他ソーシャルメディアでどれが最も利用時間、頻度が高いですか?
総得票数 33票

Q3 ソーシャルメディアの普及に伴い、携帯電話のメールを利用する頻度が低く無ってきたと感じます。皆さんが友達との個別の連絡手段に最も利用している方法を教えて下さい。また、理由等あればコメント頂ければ幸いです。
総得票数 19票

Facebook クエスチョンの利点

まだ、Facebook利用者は都内中心であり、アーリーアダプタ層に偏っているとは感じますが、それでもこういった機能を利用して、即座に色々な意見を聞けるのは非常に有効なツールであると感じました。今現在私の感じている利点を記載します。

 1) フィードバックが多い
   クエスチョンでは無く、近況で上記三つの質問をしたとしても回答は恐らく5分の1位が相場です。しかし、クエスチョンの「クリックするだけ」という手軽さが、フィードバックを増加させて居ると感じられます。

 2) 予想外の考えも貰える
   まさに、これこそソーシャルメディアの醍醐味だと考えられますが、質問に対する選択肢は、私の考えの範疇内でしか無かったのですが、「選択肢を誰でも追加できるようにする」のオプションを有効にして置くと、色々な方の選択肢が追加されて行きます。Q3の質問では「Beluga」が追加されて、なる程、最近こういうのも利用され初めているんだと、自分自身も新たな気付きを得る事が出来ました。

 3) リサーチ会社のデータの裏取りが出来る
   一般に公開されるリサーチ会社のデータは、時に発注元の意向に有利なデータが公開されている時もあります。そんな時にクエスチョン機能で、同様の質問を行い、奇譚の無い意見を集める事で、自分達のビジネスの顧客のニーズとリサーチ会社の結果が掛け離れていないかを確認する事が可能になります。
   今回のQ2で、今一番利用頻度の多いソーシャルメディアサービスは何か?と問いかけてみましたが、市場のリサーチ結果はMixiが最も滞在時間が長いとされている物が大半です。母数が多くなればそうなのだと思いますが、私の周辺に居るアーリーアダプタ層の方にはどちらかというと、Facebookが長くなっていると感じていたのですが、これを裏付けるようにクエスチョンの現在の結果ではFacebookが一位となっています。
   クエスチョンによって、リサーチの調査方法や、母数によって、対象ユーザによって、結果は大きく異なるという事が手軽に実感出来るようになりました。

 4) エッジランク増加に効果的
   反応が多く集まるという事は、エッジランクを上昇させる効果があると考える事が出来ます。Facebookページ運用者にはとても大切な事です。

 5) 「考える」文化が醸成される
   今までもFacebookアプリにはアンケート機能を使う物もありましたが、標準で搭載される事で、Facebook内でクエスチョン文化が醸成されて行くことが期待されます。TwitterにしろFacebookにしろ、流れてくる情報を受け止めているようで、大半の場合、右から左に流れて行くだけと感じていた人も多いのでは無いでしょうか。そこで、クエスチョンという文化がもたらされる事で、一つの質問をみんなで「考える」そんな新しい文化が生まれて来るのでは無いかと期待します。

今後改善して欲しい部分

 1) ソート機能
   得票の多い順番にソート出来る機能

 2) エクスポート機能
   CSVで良いので、質問内容と結果をエクスポートする機能

 3) 重複投票の許可・不許可の選択
   現在は複数回答が可能ですので、何個まで選べるかといった管理機能

まだリリースされた計りなので、回答する側も楽しくてフィードバックが多いという側面もあるかもしれませんが、回答の母数が100位集まるようなら、ちょっとしたリサーチ会社の調査結果と同程度の物を得ることが出来るでしょう。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。