スマートフォン、BRIC市場における成長余地

ニールセンからBRIC(ブラジル、ロシア、インド、中国)各国のモバイル種別が公表された。対象となる調査期間は2012年上期。それぞれの国ごとにフィーチャホン、スマートフォンと、マルチメディアフォンの三種類で表している。マルチメディアフォンとはタッチスクリーンとQWERTYキーパッドが備わっているがスマートフォン用のOSがインストールされていない端末のことをさす。

これによると、中国のモバイルユーザの66%が既にスマートフォンを所有している。中国とは対照的にインドは80%がフィーチャホンとなっておりスマートフォンの拡大余地を大きく残している。

注目すべきはロシア、ブラジルだ。スマートフォンオーナが4割近くの水準になっており、スマートフォンへのシフトの真っ最中であることを感じさせる。先進国でのスマートフォン需要はあと二年程でピークを迎えると予想する声は少なくない。また、アップルのティム・クックCEOも中国に訪問し「中国がもっとも重要な市場になるのはそう遠く無い」と述べていた。



この記事のタグ: ,


関連する記事

  • チャイナモバイル 470万台のTD端末を購入

  • 2012年ドコモのMNP転出超過数は-131万3200件で一人負け

  • 4G LTE端末の2012年世界出荷台数は1億3百万台に到達

  • 米モバイル加入者動向 ComScoreレポート 2012年11月末分

  • 不発に終わったドコモの冬モデル


  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。