SNSの時代だから求められる「ネタ消費」

今、家電の世界では「ネタ消費」と呼ばれるジャンルがあるそうだ。

「便利」になる「安い」以外に、SNSで利用しているシーン等を撮影して「ネタにする」ことがヒットのポイントになっているという。言われてみれば掃除機のルンバなどはその代表格だろう。ルンバ自体の性能が良いのは勿論だが、これにネコが乗ってる姿は可愛く、ルンバとネコが遊んでいる動画は数多くアップロードされている。

こうしたちょっとした「ネタ」になる家電で、これから人気を集めそうな商品にシー・シー・ピーから2月14日に発売される「MOCORO」がある。大きなマリモのような姿の自動掃除機。マイクロファイバーで出来ており転がりながらほこりや髪の毛を取ってくれる。価格は3980円と手頃だ。
mocoro

見るからにペットの遊び道具になりそうな形状であり、価格も「ネタ」として手が届くレベル。シー・シー・ピーではYoutubeに公式チャネルを設けMOCOROとペットが遊ぶ姿を公開している。発売と共に購入したユーザからの「ネタ」投稿も続々と増えるのでは無いだろうか。

製品の品質や性能は良いことは勿論だが、ユーザに「ネタ」にされて人気を獲得していく。「物余り」の時代だから「利便性」「価格」だけの訴求点では今の消費者は触手が伸びないが「ネタ」のために消費するというのは確かにわかる気がする。「ネタ消費」はSNSで手軽にシェア出来る時代にヒットする大切な視点の一つかもしれない。



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プロフィール

大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。