ウェアラブルコンピューティング事例 mPERS

にわかに国内でも注目を集めだしたウェアラブルコンピューティングだが、既に海外では具体的なソリューションが幾つか登場しはじめている。その中の一つにmPERS(Mobile Personal Emergency Response System)がある。

mPERSとは個人の身体等に危険が迫ったとき、あるいは体調の急変などを察知し本人に代わって状態が変化したことを通知する仕組みを指す。先行する企業にHughes Telematics社があげられる。Hughes Telematics社のmPERSはLifecomm社のウェアラブルコンピュータを利用する。Lifecomm社はHughes Telematics社とクアルコム、AMAC(American Medical Alert Corporation)の三社の合弁会社。※Hughes Telematicsも昨年7月にベライゾンに買収されている。

Lifecomm ウェアラブルコンピュータ

例えば道を歩いている時に、突然落とし穴に落ちてしまった時には加速度センサー等を用いて異常を検出する。中々帰宅されない場合にはGPSから位置情報を確認するなど、本人に何かがおきて家族に連絡出来ない場合でも異常を検地して通知することが可能になっている。
MPERS例

なお、Hughes Telematics社のmPERSはOracleのBI製品などがセンター側の処理を支えている。

先進国は日本を筆頭に超高齢化社会が目前に迫っている。「ウェアラブルコンピュータ」は超高齢化社会でシニア層が今より安全に生活するための活用が期待されている。



この記事のタグ: , ,


関連する記事

  • グーグルグラスの技適申請状況について

  • Intel ウェアラブルコンピュータ時代を視野にファション分野での協業を強化

  • Pebble 高級感のあるステンレス・スチール版提供開始

  • グーグルグラス購入の注意。日本からはアクティベート出来ない可能性有り

  • Brain Disco 観客の脳波でDJコンテスト

  • タトウ型バイオセンサーを利用したアスリートの乳酸監視

  • 職業犬と人間のコミュニケーションを支援するFIDO

  • グーグルグラスとiWatchへの期待がウェアラブルコンピュータ市場への期待を高めている

  • Intel新CEO 「ウェアラブルコンピュータはモバイル業界の主戦場になる」

  • クアルコムもスマートウォッチ市場参戦か?


  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。