中国モバイル事情:2Gから3Gへの移行進む

2012年9月27日、中国最大の通信事業者である中国移動(チャイナ・モバイル)が、端末産業チェーン大会を開催した。

2Gから3Gへのシフトが鮮明に

2012年上期に中国において発売された携帯電話の機種は2099種。このうち2Gモデルが1298機種、3Gモデルが801機種となった。携帯電話の出荷台数は1億9491万台となり、このうち3Gモデル出荷台数が1億687万台を占め、2Gモデルの出荷台数を上回った。これまで中国では通信料や本体が安い2Gモデルが人気を集めていたが、3Gモデルへのシフトがはっきりしてきたことが明確になった。

2013年には中国移動のTD端末(3Gモデル)販売台数は1億台を予定しており、このうち約8割がインテリジェント端末になる予定。

TD-LTE(4G)の商用化は2014年を予定

現在中国移動では上海、広州、杭州、南京、深セン、アモイといった都市でTD-LTEをトライアル中であり、2014年に商用化を開始する予定だ。2012年は2Gから3Gへの移行の年となり、来るべき2014年のLTE化へ向けて中国のモバイル事情は急速に先進国との差を縮めていきそうだ。



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プロフィール

大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。