NFV ホワイトペーパ和訳 推奨活動要望

推奨/活動要望
Network Functions Virtualizationは、すでに始まっている。数年のうちに通信業界はIT業界であるかのように見えるようになるだろう。ソフトウェア業界には多くのビジネスモデルがある。運用の複雑さは、運用の自動化によって取り除かれ、自動プロビジョニングが普通に使われるようになっている。白書に詳述しているように、Network Functions Virtualizationは、通信事業者とそのパートナー、そして顧客に、多くの恩恵をもたらす。一方、(好ましい戦略的パートナーとの通常のサプライモデルに加えて)新しいタイプのエコシステムを創造する機会を与える。急速なイノベーションを促進、サポートし、コストが減り、リスクも減る。これらの利益のためには、上述したように、業界は、技術的な問題に対処しなければならない。

本白書の作者は、この技術的問題におけるソリューションは、用意されている(もしくは、用意できる)ものと考える。ITとネットワークの業界は、補完的に自らの専門知識とリソースを組み合わせて、ともに協力して、標準アプローチ、共通のアーキテクチャに基づいて広範囲に合意し、これらの問題に対処し、相互運用、スケールメリットを図っていくべきものであると考える。

進歩を加速するためには、通信事業者先導の新しいIndustry Specification Group (ISG) が設立されつつある。メンバーシップは公開性である。ETSIの後援の下、この白書のNetwork Functions Virtualizationの技術的問題に、この白書の概要に合わせて対処していくことになる。ETSI ISGの公式創設プロセスは、始まったところであり、2012年の11月中旬に完了する予定である。

ETSIが、イニシチアブを持ち、ISGは、関連組織に作業を委託し、ITとネットワーク・スタンダダイゼーションの集約を進めていく。

ISGの主要な目標、活動、そして、アウトプットは、次の通りの予定である。

ISGは共同研究を開始し、白書に記してあるNetwork Functions Virtualizationに対する技術的問題に対処する。白書に詳述してあるように合意事項を、業界に渡って広くオープンに発表する。研究項目は、ISGが当初のデリバラブルとして「Network Operator Requirements」白書に示したものとする。

・上部組織はETSIであるが、ISGは、それ自身、Standards Development Organization(SDO)ではない。ISGは、SDOの仕事を、仕事を、しかるべきところに委託する業務を行う。ギャップが生じた場合、ISGによる勧告に従うように依頼することになる(例えば、既存の標準を更新することを依頼したり、適当と考えれば、新規標準の作成を依頼したり)。

・ISGは、作業に手を貸していただけるような専門組織を求め、スコープに基づく研究を先へと進めてもらうように依頼する。

・ISGは、メンバ間の技術的知識を、機密情報扱いすることなく、共有促進する。

・ISGの最初のミーティングは、2013年1月に行われる予定である。詳細については、白書が発表され次第、できるだけ早くアナウンスされる予定である。

★NFV関連のドキュメント★
1.Executive Summary
2.イントロダクション
3.応用分野とユースケース
4.NFVの利点
5.NFVの実現手段
6.NFVの課題



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。