ブロガーは無報酬でなければいけないのか

先日書いたのFacebook悪徳活用事例 感動系エピソードを利用した情報商材販売は、多くの方が薄々気になっていたことだったのでしょうか、「ほら、やっぱり」という感想をとてもたくさん頂きました。お蔭様で1万2千「いいね」と、今までで過去最高の「いいね」を記録しました。

PVも9万PVを記録し、多くの方に読んで頂く事が出来ました。これくらい多くの方に読んで頂くと著者に対する批判も当然パラパラと出てきます。私は全体の感想に対して批判の数が5%以下なら、正常な範囲内だと考えるようにしています。それより多かったら自分の記事に間違いや、道徳に反した点があったことで読者に不快な思いをさせてしまったと反省するようにしています。

全ての人に「肯定」して貰うということは読者の数が増えれば増えるほど、思考は多様化していきますから不可能なんですね。ですから、多少の批判に対する「スルー力」は強い方です。

しかし、先日の記事については「残念だな」と思うコメントがありました。こういうコメントをしている方が「一人」居らっしゃいました。twitterでも2、3人見かけたので。9万PVのうちの3、4人の方がこういう反応をしていたことになります。

感動系、イイねはないけど、こうしてfacebookに自分の著書のリンクも拡散させてるから、同じのような気がするんですが…

私には情報商材を販売するということと、自著を紹介するという行為が同じだとは全く思えないのですが、どうも、この方は私が自著を紹介していたのが不快だったようです。
ブロガーというのは「自分のブログ」で自著を紹介することがいけないことなのでしょうか?全てを「無償」で記事を書き続けないといけないものなのでしょうか?

嫌儲という考え方

インターネット上における金儲けを嫌う思想のことを「嫌儲」と呼ぶ文化があります。大半は嫉妬や妬みなのですが、インターネット黎明期を支えたのはオープンなコミュニティであったり、支えあいの文化が名残としてあるのかもしれません(しかし、それは本当に初期の頃のハッカーの話で今回コメントをされた方が、インターネット黎明期の文化を知っていた方々かというと疑問を感じますが)。

今のITの進化は個人ブロガーやクリエイターが、自分の才能で自立することを支援するためのツールとして機能します。そういったことが出来るようになったから「ノマド」という言葉が登場したという背景もあります。嫌儲の文化を引きずるのは個人の自由だと思いますが、時代は変化しています。自分で考えて、記事を公開して、そこから僅かな収入を得る、誰からも非難される必要の無い「労働」なわけですが、何が問題あるのでしょうか。

それとも、ブロガーは「無報酬で書くべき」ということなのでしょうか。普段は大抵のことではイライラしないのですが、「書く」という行為が軽んじられる現状が残念でならず、いてもたってもいられず、感情のままに書いてしまいました。この文章は一部の方からは批判を浴びるかもしれませんが、「書く」という行為に夢を感じ、それで「食える」ようになるために努力している人も居ます。

そういう人たちの「夢」を個人的な嫉妬や妬みで足を引っ張ろうとする行為は本当に止めて欲しいと思います。せっかくITが進化し社会が変わり、才能あるクリエイター達が自立出来る環境が整っていこうとしているのに「夢ややる気をくじく」人のせいで、そういった人が萎縮してしまうのが残念でなりません。

★関連書籍★
 ウェブで儲ける人と損する人の法則 著 中川 淳一郎氏



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。