IPv6の展開が30%を超えたVerizon Wireless

すっかり日本ではSDNに話題が奪われ、耳にすることがめっきり少なくなってしまったIPv6。しかし、欧米を中心に着々とIPv6が利用可能なISPやキャリアは増加している。中でも目を引くのが米国一位のモバイルキャリアVerizon Wirelessだ。

World IPv6launchのNetwork operator measurementsによると、2013年5月22日時点のIPv6展開度が30.68%に到達している。Verizon WirelessはLTEでIPv6を有効にしていることでも知られているが、LTEの普及に伴いIPv6のインフラが拡大しているということだろう。

2013 IPv6-Deploy top 10

二年前まであれほど盛り上がっていた日本のキャリアだが、KDDIが8.64%で41位と最も検討している状態となっている。むしろ早期から対策を行ったためCGN技術の導入が進んでしまったこと、NGN網の課題、アドレス移行の解禁とIPv4延命技術や規則の変化も有り、日本国内ではIPv6への道のりは長いものになりそうだ。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。