韓国SK telecom 世界で始めてLTE-Advancedを提供開始

LTE-Aを発表するSK Telecom幹部2013年6月26日、韓国最大手の通信事業者 SK Telecomは世界で始めてLTE-Advancedの提供を開始したと発表した。LTE-Aに対応したスマートフォンとしてサムスンのGalaxy S4のLTE-A対応モデルも同時に提供を開始する。2013年後半にはLTE-A対応スマートフォンのラインナップを七機種にまで増加させる計画も明らかにした。

同社によれば通信速度は最大で150Mbpsに達し、LTEの2倍、3Gの10倍速くなっているという。LTE-Aのユーザは800MBのビデオを43秒でダウンロード出来るようになるとした。LTE-Aの展開領域は42都市、103のユニバーシティエリアから開始し、全国84都市にまで拡大していく予定だ。

気になる通信価格はLTEと同価格としており、LTEユーザは追加コストを支払うことなくLTE-Aの恩恵を受けることが出来る。

LTE-Aを有効活用するサービスもリリースする。

・グループビデオサービス
2013年6月27日に最大4ユーザーまで利用可能なグループビデオ通話サービスの提供を開始する。このサービスは3G版のアップグレード版であり、映像は12倍、音声は2倍の高品質になるという。

・Full HD IPTV
7月上旬から現在55万加入者が存在する、SK Telecomが提供している「Btv mobile」にFull HDの配信を開始する。
 ※画質レート毎に必要な通信速度 SD: 1Mbps, HD: 2Mbps, Full HD: 4~8Mbps

・一つの画面で二つの試合を見れるT Baseball Multiview
2013年7月から、LTEに最適化された、一つの画面で二つの異なる試合を同時にみることが出来る、リアルタイム野球視聴サービスを開始する。

・HDビデオベースのショッピングサービス
2013年8月から、一つの画面で六つのショッピングチャンネルを視聴可能になるHDビデオベースのショッピングサービスの提供を予定している。

・音楽ポータルサイトMelOnでCD音質のダウンロードサービス開始
2013年6月25日、同社が提供する音楽ポータルサイトMelOnでCDレベルの音質である、Free Lossless Audio Codec (FLAC)によるダウンロードサービスカテゴリを新たに追加した。



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    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。