エリクソンの調査データから独自のグラフを作成可能な「Traffic Exploration」

Ericssonが世界のデバイス別導入率やトラフィック量をグラフ化する「Traffic Exploration」を公開しているので紹介する。

このツールを利用することで、2010年から2018年までの加入者数やデバイスの成長率についてオリジナルのグラフを作成することが出来る。

・デバイス別利用者数の推移
エリクソンの予想では、2018年にはスマートフォン、タブレット、フィーチャホン等が約90億加入者に到達しているという。図の緑色がスマートフォン、黄色がフィーチャホンを示しているが、急速にスマートフォンへシフトしていく状況がうかがえる。但しフィーチャホンは価格が安いこともあり、新興国を中心に根強いニーズは残り、2018年時点でもフィーチャホン利用者は約38億人も存在する。
Device Grow

・データトラフィックの推移
2013年の一月に発生するデータトラフィックは2000ペタバイト。これが2018年には7倍の一月14,000ペタバイトに成長するという。データトラフィックの牽引役はもちろん「ビデオトラフィック」であり、2018年には全てのモバイルトラフィックのうち46%をビデオトラフィックが占めると予想している。
DataTraffic

注意したいのはこれらの数値はあくまでも、スマートデバイス、PC、タブレット、フィーチャーホンを対象としている点だ。M2Mやセンサーネットワークは含まれていない。エリクソンは2010年に、2020年には500億デバイスが接続される「モノのインターネット」を中心に誕生すると予想しており、それらも含めれば、データトラフィック等はより大きくなる可能性があるという点は注意しておかなければならない。

何れにせよ、モバイルの世界の成長はこれからも続くことは間違い無さそうだ。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。