タトウ型バイオセンサーを利用したアスリートの乳酸監視

電気タトゥウェアラブルコンピュータの注目分野に健康管理がある。FitbitやNike+ fuelband等、デザイン性に優れた人気商品が既に存在する。この分野で現在盛んに研究されているのが「タトウ」だ。

カリフォルニア大学サンディエゴ校のジョセフ・ワン氏らは一時的に皮膚に貼り付けることが可能な「タトウ型バイオセンサー」を発表した。この「タトウ型バイオセンサー」を身体に貼り付けることで、汗の成分を監視することが出来るという。

人間の身体は急激に激しい運動をすると「乳酸」が発生する。これが筋肉中に蓄積されていくと身体が熱くなり、汗をかくことでこの乳酸を体外へ放出する。アスリートはより効果的なトレーニングを行うために、この乳酸と上手に付き合う必要がある。従来この乳酸濃度を調べるには指先から採血する手法が用いられていた。しかし、「タトウ型バイオセンサー」を一時的に皮膚に貼っておけばこの「乳酸値」をモニタすることが可能になる。

既に十人のボランテイアにこの電気タトウを装着しテストした所、肉体の物理的な影響による乳酸値の上昇を確認することが出来ており、スポーツによる摩擦などによって測定に影響がでることは無かったという。

タトウ型バイオセンサー研究を担当した、ジョセフ・ワン氏らは、Electrozymeという会社を設立し、タトウ型バイオセンサーの商業化を試みている。



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    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。