イケダハヤトさんへ、すっかり変わってしまいましたね

大元隆志さん、ぼくはサラリーマンをバカにしてませんよ」という、記事をわざわざ貴重な時間を割いて書いてくださったようですので、返信致しますね。

イケダハヤトさんの記事は日本のソーシャルメディア黎明期には参考になる記事や考え方も多く、私も良く拝見しておりました。2011年に開催したソーシャルカンファレンスに登壇して頂いたり、東北関東大震災が起きた時には一緒にチャリティイベントを開催したりもしましたね。

私は個人的にイケダハヤトさんの社会貢献に対する情熱に共感する部分があり、自著にもイケダハヤトさんを紹介していたりもしました。

昨年あたりから攻撃的になってきてはいませんか?

しかし、昨年から社会批判や自分の考えに同調しない人に対する攻撃的な発言が目立つようになり、自ら進んでイケダハヤトさんの記事を読むということはしなくなりました。(ソーシャルメディア周辺の技術や考え方も2010年頃とは異なり高度化したこともあって、個人レベルでの考え方や理論は企業ユースでは参考にらなくなってきたことも要因の一つです。)

この辺りについては、ご自身も「ぼくの創作活動の半分は「社会への復讐」でできています」と書かれている位ですから、自覚があるのでは無いでしょうか。

影響力の魔法の使い方

実は、遠まわしに昔の「優しかった頃のイケダハヤト君」に戻って貰いたいと思い、ディズニーに学ぶ影響力の考え方というエントリーを書いたこともありました。二人の共通の知人である講談社の方がRTして下さっていたのを覚えています。誰かに読ませたかったのでしょうか。

今やすっかり発言力も大きくなったイケダハヤトさんですから、言葉の影響力をもう少し考えて欲しかったんですね、あっ、すみません、「考えて欲しかった」なんて、ちょっと上から目線でしたね。

私のように「サラリーマンに有能な人間はいない」とおっしゃっているのかと、誤読してしまう方も少なからずいらっしゃると思いますので。

言葉は人を傷つけるし、勇気を与えることも出来る

私が何故文章を書くのかを最後に述べます。私は文章でお金を稼ぐことを目的とはしていません。私が情報発信を続けるのは「世の中のITリテラシー向上に貢献したい」という思いがあるからです。(この辺りはサイボウズ式さんが上手くまとめてくださっています。)

しかし、そんな大層な志で文章を書き続けるには限界があります。毎日のモチベーションを継続する支えになっているのは「言葉の力は、人を感動させることが出来る」と知ったからです。それを痛感したのは「奇妙な国日本で、これから社会人になる人達へというエントリーを書いたとき、「感動した」「救われた」「死のうと思ってたけど、頑張ろうって思えた」といった、たくさんの「感動した」という反応を頂き、Twitterで私宛のメンションが三日間位止まりませんでした。

この時、言葉の持つ力を身を持ってしり、生涯に渡って「人を勇気づける文章を書こう」と決めました。数万PVを稼ぐより、たった一人の読者が「読んで良かった」と思える、そんなメディアを作りたいと思ったのが、このASSIOMAを作った理由です。

むしろ、それを生き甲斐にしたいと思うから、私はサラリーマンを辞めないように思います。本業があるから文章に収入を依存することなく「正しい」と思ったことを書くことが出来ます。そして、そんな私の考えを理解しサポートしてくれる同僚や、活かそうとしてくれる会社が有ります。愚痴をいいながらも支えあって共に働く仲間です。私はそんな同僚を尊敬していますし、彼らのような人たちが日本中に大勢居ることを知っています。私はそういう人たちに光をあて、勇気を与える書き手になりたいと思います。

イケダハヤトさんと出会ってからもう三年位たったでしょうか?当時は光を当てる場所が違うものの、同じような志をもった「書き手」だと思っていました。いつのまにか、互いに進む道が変わってしまったように思います。人の心は変わるもの。互いに信じた道を進んでいきましょう。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。