SDN Japan 2013 Juniper SDNコントローラ Contrail を無償提供

本日から開催されている、SDN Japan 2013。千名を超える事前申し込みがありSDNに関する関心が高いことがわかる。しかし、本日は初日ということもあってか、空席が目立った。

確かにSDNは既に積極的に検討、導入している企業もあるが「まだまだ様子見」という企業も多いはず。そういった空気感を見るというのも、こういったイベントの役目とも言えるが、「関心があるが、他にも優先すべきことがある」状態ということなのだろうか(勿論、三日間通してみないとわからないが)。

初日全体の感想は、昨年までのコンセプトフェーズと異なり、JuniperやHPといった大手ベンダーの製品紹介があり、前進しているという手ごたえを感じた。特に印象に残ったのが、JuniperのSDNコントローラ、ContrailがOSSとして提供されるという発表だ。本セッションでは紹介されなかったが、JuniperのContrailはOSS版と商用版の二つのラインナップが提供される。

Ciscoを中心として大手ベンダーの集合体で推進する「OpenDaylight」と、JuniperのContrail。両者ともにネットワーク業界では影響力のあるベンダーだけに今後どちらが優勢になるのか興味深い。なお、JuniperはOpenDaylightにも参加している。

さて、本日の最後のセッションがOpenDaylightに関するパネルディスカッションだったわけだが、本日一番の目玉だと思っていたのだが、開始時刻が17時30分を回っていたせいか、かなり空席が目立つ状態になっていた。業界全体としてはSDNコントローラに視点が移ってきているように思うが、まだ国内市場的にはSDN = OpenFlow という認識があり、SDNコントローラの話には関心が集まっていなかったのかもしれない。

何にせよ、まだまだ初日。明日は懇親会や各協賛企業の展示ブースも始まるので、活気あふれる会になることを期待したい。



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    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。