格安SIM時代には「情報ダイエット」が大切

月額2100円から利用可能なfreebitの格安スマホPandAや、月額2980円のbiglobe「ほぼスホマ」など、スマホ+格安SIMのプランが2014年は増加するかもしれない。携帯三社のスマホ料金が高止まりしているため、通信費を削減したい層を狙ったMVNOの増加、iPhoneSIMフリー版に他メーカも追随する可能性があるからだ。

格安SIMと相性抜群の「情報ダイエットアプリ」

格安SIMは通信速度128kbps、月間1GBまでといった通信速度制限と総量制限があるのが一般的だ(数値は契約により異なる)。そのため格安SIMユーザは移動中は低速通信を利用していることになる。twitterやLineはあまり影響がないが、ウェブブラウザを利用するニュースサイトの閲覧などは格安SIMだと表示が遅く感じることがある。

こんな時に重宝するのが、SmartNewsなどの余計な情報を削除してくれる「情報ダイエットアプリ」だ。SmartNewsは「すぐ読む」ボタンを押すと広告などの余分な情報を削った情報を即座に表示してくれる。そのため速度制限のある格安SIMとの相性が抜群に良い。ウェブサイトのスマホ対応も一種の「情報ダイエット」ともいえる。LTE対応のiPhone5sならPC版サイトを見てもストレスは感じないが、格安SIMだとPC版サイトの表示は重い。スマホ対応ページは表示が早くなる。

格安SIMを利用しているとアプリの選択基準が変わる。例えば天気予報アプリなども豪華な日本地図が表示されるようなものより、シンプルに地域と降水確率を文字と少量のアイコン程度で表現してくれる「軽い」アプリの方を選択する。

今まで日本国内を対象にしたアプリならば高速通信当たり前でアプリを設計していても何とかなった。しかし、格安SIMユーザが蔵すれば高速通信のユーザと低速通信のユーザが混在することを想定しなければならなくなる。今はまだ市場の小さい格安SIM市場だが、今後の普及によっては対応を検討する必要が出てくるだろう。

通信速度別アプリ



この記事のタグ: , ,


関連する記事

  • 月額2100円で使えるリア充スマホ「PANDA」

  • サムスン、未来のスマートフォンのコンセプトを公開

  • 総務省 「スマートフォン安心安全強化戦略」(案)に対する意見募集

  • スマートデバイスのシェア争いは、マーケティング競争のフェーズへ

  • WWDC 2013で感じたアップル下落の兆候

  • Nexus7購入で感じた万能だけど中途半端なファブレット市場

  • 「文字を読む」ブログから、「見てタッチする」ブログへ

  • グーグル、データ通信料不要の「フリーゾーン」をフィリピンで提供開始。非インターネットユーザの獲得狙う

  • Gmailのフィルター設定を利用してスマホのバッテリーを長持ちさせる

  • ソフトバンクによる買収報道で株価急上昇のスプリント。スプリント側は交渉認める


  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。