Brain Disco 観客の脳波でDJコンテスト

ウェアラブルコンピュータの特徴の一つに、バイタルサイン(人間の脳波、脈拍などの身体のデータ)の取得がある。ウェアラブルコンピュータは身体に密着しているため、スマートデバイスよりバイタルサインが取得しやすい。

こういった特性を活かしたイベントを一つ紹介したい。「脳波で動く猫ミミ」で話題を集めた「neurowear」の開催した「Brain Disco」だ。

ディスコに訪れた観客は脳波計測のためのヘッドセットを装着する。このヘッドセットで観客の脳波が測定される。脳波から観客がどれだけ「音楽」に手中しているかを可視化する。もし、観客が音楽に集中していない状態が長く続くようなら、DJに観客を魅了する力量が無いというわけだ。
BrainDisco

測定された脳波はコンピュータに収集され、前方のスクリーンに表示される。このスクリーンは言わば観客の心の声だ。もし、ここで観客の集中度が、平均値を一定時間以上下回った場合、DJは交代となる。
観客の脳波が映し出される

このイベントでは「音楽に集中しているか」であったが、これが「プレゼンに集中しているか」であれば、企業が商品説明会を開催する前にリハーサルを行い「プレゼンが興味をひくものか、どうか」などを測定するといった応用も考えられるだろう。今まで見れなかった「バイタルサイン」が取得できるようになることで、「アンケートで見えなかった本当の感想」が見えるようになるかもしれない。

■Brain Discoの模様



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。