グーグルグラス購入の注意。日本からはアクティベート出来ない可能性有り

昨晩話題になったグーグルグラス並行輸入について、国内でグーグルグラス購入権を持つ「Google Glass Explorer」の朝山貴生氏が注意を呼びかけている。

スマートフォン等の機器は購入しただけでは利用可能な状態になっていない場合がある。こういった場合は特定の事業者に「利用開始手続き」を行うことで初めて機器が利用可能になる。これをアクティベーション作業と呼ぶが、朝山氏によれば現在の仕様では米国のIPアドレスからでしか悪ティベート出来ないように制限がかかっているという。

これは、輸出規制のかかっている機器や、権利問題などで機器の利用を地域毎に制限する場合に良く用いられる方法だ。米国に割り当てられたIPアドレス以外からのアクティベートが規制されているのではあれば、当然日本からはアクティベートすることが出来ない。

また、グーグルグラスで利用する「MyGlassアプリ」も米グーグルアカウントでないと利用出来ないということなので、万が一アクティベート問題が解決出来たとしてもアプリをダウンロードすることが出来ない。

もし、米国から並行輸入版を購入し、上記の条件の仕様のままであれば当然日本では利用出来ない、出来たとしてもかなり制限のある使用感となる。日本語での音声指示もサポートされていないかもしれない。このようなトラブルに陥ったとしても、グーグルが日本での利用を認めていない状況であればグーグルにクレームを入れたとしても当然サポートは受けられない。

現段階ではグーグルからは日本でのグーグルグラスの取り扱いに対して何らコメントは発表されていないため、安易な報道に飛びつかずグーグルからの公式発表を待つことをお勧めする。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。