浅田真央の軌跡を最先端のジャーナリズムで振り返る「ラスト・ダンス」

浅田真央氏の涙に、日本中が感動に包まれる中、朝日新聞デジタルが彼女のこれまでの軌跡を綴ったウェブサイトを開設し話題を集めている。既にTwitterでは4130RT、Facebookの「いいね」は1万1千を超えた。

ラスト・ダンス

このサイトでは浅田さんが三歳の頃の写真から、ソチの舞台までを、文字、写真、動画、音楽、データとあらゆる表現方法を駆使して語られる。紙の新聞では出来ない「デジタル」ならではのマルチメディアの構成になっており、このサイトを一通り見ると、より一層感動が深いものになるだろう。

画面スクロールと共に推移するグラフ■イマーシブ・ジャーナリズム
特に表現手法として興味を引かれたのがグラフだ。ライバルと評される「キム・ヨナ」さんとの大会結果が画面スクロールに合わせて描画される。大きく引き離された2010年から這い上がっていく様子は完成系のグラフを見せられるより、心に訴えかけるものがある。

実はこういった手法は2012年にニューヨークタイムズが「スノーフォール」というサイトを公開し、ピュリツァー賞を受賞している。こういう文字以外の技術を駆使し、まるで「没入」させるかのようなジャーナリズムを「イマーシブ・ジャーナリズム」と呼ぶ。「イマーシブ」とは「没頭」を意味する名詞「イマージョン」の形容詞形。

最先端のジャーナリズムで、浅田真央氏の演技に「没頭」してみてはいかがだろうか。

公式サイト : 朝日新聞デジタル 「ラスト・ダンス」



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プロフィール

大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。