FBで人に言えない「内緒のコミュニティ」に入るのは気をつけよう

誰にだって秘密はある。それ自体は決して悪いことでも、恥ずかしいことでも何でもない。しかし、人に知られると、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまう「秘密」もある。

そう、例えばmixiやFacebookで「異性」との出会いを目的としたコミュニティに入っていたりするのがバレると、ちょっと恥ずかしいと感じる人が多いのでは無いだろうか。もし、Facebookでそういう「人に知られたくない趣味」に関するコミュニティに入る場合は気を付けた方が良い。なぜなら、あなたがそこに参加しているのは「周囲から丸見え」の可能性があるからだ。

「非公開」設定では、コミュニティの存在はバレバレ

非公開でも検索されるFB上部にある検索ボックスに特定キーワードを入力すると、ユーザやコミュニティの一覧が表示される。これは「アダルト」と検索した時の例だが、一番下の部分に「アダルト愛好会」というグループが表示されている。しかも、このグループよく見ると「非公開グループ」設定となっている。

名前から想像するに、これは「ちょっと人に知られたくないグループ」なのではないかと推測される。しかも、「非公開グループ」にしているということは「メンバー以外には知られたくない」ということなのかもしれない。しかし、バッチリメンバー以外の人まで見れてしまっている。

さらに、表示されたグループをクリックすると「メンバー一覧」と「グループ説明」も表示されてしまう。やはり、「ちょっと人に秘密にしたいグループ」だったようだ。
非公開ではメンバーもバレバレ

非公開でもメンバー検索も出来るしかも、メンバー検索まで出来てしまう。もし、彼女や会社の同僚に自分の名前を検索されて表示されたりしたら、「秘密の趣味」がバレバレになってしまうかもしれない。バレていないと思っているのは「自分だけ」、そんな状況になってしまうかもしれない。

秘密は誰にでもあるし、それが悪いことでは決してない。しかし、Facebookの仕様を正しく理解出来ていないと「公然の秘密」になってしまう危険があることに注意した方が良い。

知られたくないグループは「非公開」ではなく「秘密」を選択

「グループだけの秘密」にしたい場合は、Facebookグループの設定で「秘密」を選ぶ必要がある。デフォルトでは「非公開」が選択されており、名前の印象からグループ名や参加メンバーは外部に公開されないのかと勘違いされるかもしれないが、「非公開」では上述したとおりの状態になってしまう。

下記に、公開、非公開、秘密を選んだ時の、外部に公開される内容をまとめた。「非公開」は投稿内容以外は殆ど公開されるので注意した方が良い。

公開 非公開 秘密
参加できる人 誰でも参加でき、メンバーに追加してもらうか、招待してもらうこともできます。 誰でも、参加、追加、招待をメンバーに依頼することができます。 誰でも参加できますが、メンバーに追加してもらうか、招待してもらう必要があります。
グループ名の公開範囲 すべて すべて 現在のメンバーと以前のメンバー
グループのメンバーの公開範囲 すべて すべて メンバーのみ
グループの説明の公開範囲 すべて すべて 現在のメンバーと以前のメンバー
グループのタグの公開範囲 すべて すべて 現在のメンバーと以前のメンバー
グループ内のメンバーが投稿した内容公開範囲 すべて メンバーのみ メンバーのみ
検索でグループを見つけられる人 すべて すべて メンバーのみ
Facebookにあるグループについての記事(ニュースフィードや検索)は、誰が見ることができますか。 すべて すべて メンバーのみ

ただ、個人的に驚いたのは、実名前提のSNSでもこういった「人に言えない用途」で利用している人たちが現れていた点だ。偽名アカウントらしきアカウントも多いが、本当に存在しているのではないかという感じの人もいた。匿名OKだったmixiではそういう活動の人が居たこともうなずけたし「匿名だから」そういう行為に出るのかと思っていたが、そうでもなかったようだ。

「秘密」は誰にだってある。なんら恥じることではないが、もし「ばれていない」と思って安心していたとしたら、ちょっと所属グループの「公開」設定を確認してみることをお勧めする。



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  • プロフィール

    大元隆志(おおもと たかし) 通信事業者のインフラ設計、提案、企画を12年経験。異なるレイヤーの経験を活かし、技術者、経営層、 顧客の三つの包括的な視点で経営とITを融合するITビジネスアナリスト。業界動向、競合分析を得意とする。Yahoo!ニュース講談社 現代ビジネスCNET翔泳社EntepriseZineITmedia マーケティングITイニシアティブ、等、様々なIT系メディアで活躍する。SNSビジネス特集でNHK教育テレビに出演。ソーシャルメディア系イベントしては国内最大級となるソーシャルカンファレンス主催者。著書に「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」「ソーシャルメディア実践の書」、「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」がある。所有資格 米国PMI認定PMP、シニアモバイルコンサルタント等。